2017年6月24日、日本基督教団の千葉本町教会で、
eAst21asiaと東北アジア教会宣教協議会が一緒になって
日本のキリスト教の過去、現在、未来について協議する機会が与えられました。
このイベントは、eAst21asiaの青年主体に、企画を考えてきました。
日頃eAst21asiaの活動に参加している青年に加え、東北アジア宣教協議会の兄弟姉妹、また、韓国のセムナン教会から牧師含め3人の兄弟姉妹が来日し参加しました。
土曜日の朝10時から行われたプログラムは、
韓国の韓国長老会神学校において神学教育にたずさわられ、
セムナン教会日本語礼拝の牧師でいらっしゃる
洛雲海先生の開会礼拝から始まりました。
そして、
主題講演「東北アジア教会宣教協議会の過去・現在・未来」と題して、3人の先生方から
日本のキリスト教における問題、
現在の青年の問題、
そしてこれから私たちがどういう気持ちでキリスト教に関わったら良いか、
という其々のメッセージがありました。
半日のプログラムで、扱われる内容が盛りだくさんで、
今まで私が学んできたキリスト教における
アジアの問題の総まとめのような感覚で聴講することができました。
大切な点をまとめると、
- 相手国の文化・歴史など知らないことを知ろうとする関心と理解が求められる
- アジアが政治的困難な関係にあったとしても、信仰によって1つになりキリスト者として強く生きる事
- 教会と家庭の世代を超えて祈り合い、応援しあうこと
- 違いは間違いではない
- どこの国でも青年の不足が起こっているが、身近にいる年下・後輩など常に若者と交わり、育て、一緒に教会を作り上げるものでなければならないことです。
お昼に、おいしい肉とお野菜たっぷりのBQQを楽しみながら
韓国からの兄弟姉妹と食事の機会をもつことができました。
どんなときでも、食事は人を繋ぎ、
目に見えない温かいものを作り出すものだと思います。
今回、一時の思い出だけとしてではなく、
アジアについて日々考え関わり続ける事、交わりを絶やさないでいることで、
この日本の地で一人きりで生きているのではなく、
世界に神の家族がいて、祈りで支えられていると、
改めて感じることができました。
その喜びと神様の恵みを、
目で見て、そして体験することができたプログラムでした。
また、交わりの中で特に印象的だったことは、
お越しくださった牧師先生と、
私たちeAst21asiaの6人の青年で夜ご飯を共にした時のことです。
数回来日されているその先生は、今回日本の街中で、
圧迫感と閉鎖的な雰囲気を感じたことなどを話してくれました。
以前会ったときと違っていたことは、日本語が断然上手になっていて、
会話をする中で、日本語を覚えようとすることに感銘を受けました。
文化の異なる方と交流をする中で、
言語は一番の壁であることは今までに経験をしてきました。
兄弟姉妹が、神様の御名のもとに
喜んでその壁を壊す姿に、大きく励まされた経験でした。